杜飞(と ひ)はこれまで中国国内で伝統芸術家として、印象派とロシア巡回画派の基礎を受け継ぎ、写実を重視し中国伝統絵画の表現で作品制作を行ってきた。
作品は伝統的で正統な要素を持ちつつも、現代絵画の時代性を感じると同時に、優れた造形力と表現力を兼ね備えている。
非常に貴重なスタイルを持つ実力派画家であり、創造型の芸術家でもある。杜飞の作品は、巧みに描くよりもあえて素朴さを重視し、自由でありながらも意図的に絵画的な破綻を残すことで、鑑賞性と理論性を兼ね備えた味わい深い物となっている。
下北沢にお越しの際は、是非。
artist Profile杜飞 / To Hi
2004年:中央美術学院附属中学校に入学
2008年:中央美術学院に推薦入学
2013年~2016年:中央美術学院油絵科大学院
2012年:中央美術学院附属中学校にて教職に就く
2012年:個人画室を設立し、現在に至る
2016年:北京市総工会労働人民文化宮、太廟芸術館に勤務
2008年:デッサン作品『老人』が中央美術学院附属中学校55周年記念展に出展
2009年:デッサン作品『父亲(父)』が『央美附中素描范本』に掲載
2009年:速写作品『同学(クラスメート)』が『央美附中速写范本』に掲載
2009年:優秀社会活動家に選ばれる
2010年:『响水湖风景(響水湖の風景)』が中央美術学院基礎部に収蔵
2011年:中国初の搜狐微博画展を企画・参加
2011年:油絵『女青年(若い女性)』が香港大学で展示
2012年:『油画风景系列(油絵風景シリーズ)』が中央美術学院に収蔵
2013年:作品『何处是归程(どこが帰り道か)』が「東方青年画家(東方青年画家)」合同展に参加
2013年:作品『然而(しかし)』が中央美術学院「共振」大学院生画展に参加
2014年:作品『马(馬)』が范冰冰に収蔵
2015年:作品『海(海)』が闳约画廊に収蔵
2015年:作品『劳模段雪飞(労働模範 段雪飛)』が北京市総工会に収蔵
2017年:太廟で講座『德国当代艺术赏析(ドイツ現代芸術の鑑賞)』を開催