狂気/癒されながらアナーキー
「人間は機械になることを避けられないものであろうか?」
という戦後混乱期に表出された評論を読み返したくなった。
なにかがコネクトする。スイッチを入れられる。時空を越えさせられる。
綾部の生業にいつの間にか優しくエスコートされる。
ポップな出立ちにうっかりリビングや玄関に飾るのは危険。
作業場や書斎は以ての外。全てを支配されコントロールされる。危うさ。
促される喜び。アタリサワリ在るモノ。言葉なき静かな祈。世の有様。
軽快ロック「ふわふわ」を耳に誘導されてみては如何か?
より効果的かと、、、。
美術家 樋口 健彦
「渡辺一夫評論選 狂気について」 大江健三郎・清水徹編 岩波文庫
「ふわふわ」作詞/作曲 宮本浩次 編曲 エレファントカシマシ
artist Profile:綾部 和夫 / Kazuo Ayabe
静岡県沼津市生まれ。渡辺プロダクションにて、山下久美子をプロデュース。 昭和63年、株式会社「双啓舎」設立し、エレファントカシマシをマネージメント。平成10年、古常骨董片の店をオープン