-- 日本画を中心に --
「華によせて」と題した作品。10月始めアンリ・ルソーの展覧会(世田谷美術館) で観たミモザとマーガレットを描いた作品に強く魅かれ、一気に丸2日で描いたものです。
むろんの事、春の庭先を黄色い小さなボンボンで埋め尽くして飾るミモザは、秋には咲いていません。
マーガレットも春の花で、この季節ありようもなく、四軒花屋さんをまわってやっと白い小菊をみつけて、庭のミモザの青い葉がついに、枝数本と合わせてガレの鶴首に挿して、あとはイメージ。
ミモザはモーリス・キスリングがモチーフにして描いているのを数点30年位前に観て以来、憧れて憧れて描き始めたのは、しかし10何年前の事。
新しくオープンするギャラリーHANAに心からのお祝いの気持ちをかたちにしたら、この絵になりました。如何でしょうか‥。