「コース自体を回転させてボールを転がす」という方向性でマーブルマシンを作っています。
本個展のテーマでもある「無限落下」という作品では、一度動き出したボールは止まること なくコースを転がり続けます。 これは回転するマーブルマシンを作り始めた頃から目標にしていた作品です。 そのほか回転型、立体型作品を 15 点程展示いたします。
下北沢にお越しの際は、ぜひご高覧ください。
[ マーブルマシンとは ]
マーブルマシンとは、ボールを上に運ぶ上昇装置とボールを転がすためのコースによって構成されたもので、主に金属ワイヤー、木材、3D プリンターによる造形などで作られます。
ジャンルとしてはキネティックアートに分類され marble machine という名称の他、rollingball sculpture、kugel bahn、marble run などと呼ばれています。
artist Profile:太田恒輝/ota koki
2002 年 東京都生まれ
2014 年 マーブルマシンを作り始める。
2022 年 bookroom(東京)個展「転がす多面体」