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ギャラリー HANA 下北沢

“ EAST and WEST ” 中村 照夫・坂本 光則

2022年 8月26日(金) - 31日(水)
OPEN 12:00-19:00 *最終日17:00まで

 レジェンドジャズベーシスト・プロデューサー・フォトグラファーとして活躍するアーティスト、中村照夫。 ビジュアルアーティスとして、スチール写真から映像・グラフィックなど様々な媒体で活躍する、坂本光則。 7~80年代に、中村氏はニューヨークで日本人ジャズメンとして、坂本氏はカリフォルニアを主にネバタ、アリゾナ、ハワイなど様々な場所でフォトグラファーとして活動してきました。EAST and WESTと表する今展では、二人が西と東、異なる視点から撮影した、7~80年代のアメリカをメインに様々な写真が並びます。

 中村氏は、2017年に行われた伊勢丹でのBigイベント“ニューヨーク・ウイーク”に出展以来、坂本氏は2019年SONYのカメラα7のweb広告で発表して以来の3年ぶりの展示となります。8月28日(日)の午後3・4・5時には、中村氏と盟友達による各回5分間のショートライブをおこないます。ニューヨークでの録音された音源をトラックに同期させて、日本人メンバーによる特別な演奏をいたします。

Special Live Info:

8月28日(日) PM 3・4・5 時 | 各回 5 分間のショートライブ

Live Member:Shyuya Satoh Tenor Sax / Reiichi Suzuki D,J,. Akai Force / Teruo Nakamura Electric Bass / Antoine Rooney Tenor Sax and Soprano Sax. / William “Spaceman” Patterson.... Guitar / Leslie “Chuggy” Carter Conga and Bongo....

 

Artist Profile:

中村 照夫 | Teruo NakamuraNew York / Tribeca, Soho, Harlem

 1942年3月1日東京・神田に生まれる。日本大学芸術学部中退後、64年5月に単身ニューヨークへ。レジーワークマンに師事し、スティーブ・グロスマンやレニーホワイトをはじめ、若手ミュージシャンたちとの交流を経て、69年ロイ・ヘインズのバンドでプロデビュー。その後、スタンリー・ターレンタィンのバンドにレギュラー参加するなどベーシストとして腕を磨き、73年に初リーダーアルバム『ユニコーン』をリリース。

 また、自己の“バンドザ・ライジングサン”を結成し、アルバム制作やライブ活動を精力的に行い、全米ジャズチャートでトップ10入りする。79年には日本人ジャズマンとして初めてカーネギーホールへの出演を果たす。92年には、『10万人リバティー・ジャズ・フェスティバル』(観客動員数10万人)、94年ユニセフのための『JALジャズコ ンサート・アット・タウンホール』(秋吉敏子、菊池雅章、日野皓正、などが出演)、2009年『マウントフジ・ミュージック・ フェスティバル』など、大規模なコンサートのプロデューサーとしても活躍。

 2009年12月、自身の『Cheetah』レーベルをスタート。写真家として、またラジオ番組のDJなど幅広い活動を展開。レコードの制作はジャズ40枚以上。写真家としても、2015年にMDP Galleriy(中目黒)、2017年に“伊勢丹ニューヨーク・ウイーク”にて個展開催。The Third cafe(六本木ヒルズ)、ロイヤルホスト(渋谷)、ロイヤルホスト(タマプラーザ)の3カ所で6人のアーティストとの展示を開催する。

坂本 光則 | Mitsunori SakamotoS. California / Santa Monica, Newport Beach, Huntington Beach

 1950年 東京赤坂生まれ、20代の頃カリフォルニアを主にネバタ、アリゾナ、ハワイなどで時を過ごし、その時触れたアメリカ文化に多くの影響を受けたが、逆に日本やアジアの文化に興味が深まり、1992年インドネシアのジャカルタに生活拠点を移し広告代理店で TVコマーシャルの制作プロデューサーとして活動、1998年、以前より憧れていたジャングルでの生活をインドネシア中部のセマランで過ごし2000年に帰国。

 フリーランスのビジュアルアーティストしてスチール写真、映像、グラフィックなど多岐にわたり活躍。日本の伝統文 化に関心をもち、佐野氏を撮影した『MAI』では、固定化された伝統芸能の写真観を打破する革新的な表現で評価される。またポートレート撮影を得意とし、ニューヨークで写真展を行うなど世界を舞台に活動中。

特別参加作家:

高田 恵治 | Takata Keiji

 1977年 岡山県生まれ。カリフォルニア発祥のロウブローアートに衝撃を受け2000年にアート活動を始める。実際に渡米し活動した体験が今作品にも繋り、民芸品の張り子の虎とコラボした作品HARICO TIGERが誕生した。