アフリカの魅力溢れるモノや美味しい食べモノを日本に輸入して、27年目となるアフリカンスクエアーによる企画展です。今展では、西アフリカ•マリ共和国にある工房NODOMOの伝統的な染色による、布作品や魅力的な家具などを展示販売いたします。
工房NDOMO:
NDOMOは、2004年に西アフリカのマリ共和国のニジェール湖畔の街、セグーで発足した泥染・藍染・草木染の工房です。創設者のBoubacar DOUMBIAは、1960年のマリ共和国の独立以降、1930年代にパリで興った「ネグリチュード(黒人文化を誇りとする)運動」に影響を受けた「カソバネ・グループ」のメンバーでした。集団性を重視して生み出されるダイナミックかつ繊細なデザインの布は、1990年以降には、「ボゴラン(泥染)・リバイバル」と呼ばれ、大量生産の安価なプリント布が使われる時代にもアート、ファッション、インテリアなど様々な場面において高い人気を得ています。また、伝統的かな染色技法の継承により、地域の若者の自立を支援しています。
NDOMOの布:
NDOMOの布地は、マリ製の手織り布を、泥や藍などの天然染料で染め上げたもの。
自然由来の泥や草木から生み出される色は、深みがあって美しく、どこか懐かしく親しみを覚えます。
大きめの迫力あるブランケットや様々な色が混じり合うタペストリーはとても幻想的。独特な抽象柄を活かしたデザインのクッションカバーや柔らかなショール、シャツや傘などは日常に溶け込みやすいアイテムです。また布以外に、アフリカのアンティーク家具や手編みのかご、アフリカ産のコーヒー、紅茶、チョコレートなどもご用意しております。ぜひ皆様ご家族ご友人と足をお運び下さいませ。