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ギャラリー HANA 下北沢

長野 順子 銅版画展「蛙と花と空想の旅」

2023年9月23日(土・祝)〜10月1日(日)
OPEN12:00~19:00 *火曜休廊|最終日17:00まで

□「花神の旅路」360×240㎜ / Etching, Aquatint  / 2023

 

「四季折々の植物や野生の生き物たちの営みは、常に驚きと感動に満ちていて、私の創作意欲を刺激します。刻一刻と変化してゆく自然の美しさを全身で吸収し、感動の記録を紡ぎ出すように私は描き続けています。

時に、小さな生き物たち、昆虫やトカゲや蛙たちの目線を借りて、私の心は野山を駆け巡り、空想の旅を楽しみます。特にお気に入りは雨蛙。彼らは葉陰で丸くなって、どこか庭の主のような面持ちに見え、私の作品には“庭師”として度々登場します。
蛙の庭師を案内役に、植物をめぐる空想の旅に出掛けませんか?
皆様のお越しをお待ちしております。」長野 順子

 

□「Sprouting」240×180㎜ / Etching, Aquatint  / 2023

[ 作家在廊予定日: 9/23・24・25・29・30・10/1 ]

artist Profile:長野 順子 / Junko Nagano■ instagram: https://www.instagram.com/junko_nagano_etching/

1966  群馬県出身
1989  東京芸術大学美術学部建築科卒業
1991  東京芸術大学大学院美術研究科建築専攻修了
5年間の設計事務所勤務後美学校にて、吉田克朗氏、清野耕一氏のもとで銅版画を学ぶ

1998  世田谷美術館区民ギャラリーにて初個展
以後、東京・大阪・群馬・新潟・岡山・鳥取・石川等、各地で個展を開催
2000  群馬県高崎市のアトリエで制作を始める
2008  木村威夫監督の映画「夢のまにまに」の劇中に銅版画作品が使用され、2008年10月より全国各地で上映
2010  高崎市とプルゼニ市(チェコ共和国)との姉妹都市20周年記念事業
「日本文化の日」の一環として、 イジー・トルンカ ギャラリー(プルゼニ市)にて個展を開催
2017 作品集「果て無き世界へ」を刊行
2017年以降、LIXILの卓上カレンダーの原画制作を務める。
海外でも招待作家として、多数の展覧会を開催する。

<主な受賞・入選歴>
2005  版画フォーラム2005 和紙の里ひがしちちぶ展 入賞
上毛芸術文化賞美術部門 受賞
2007  イタリア・ボローニャ国際絵本原画展(2007・2010)
Prints Tokyo 2007
2010  第55回CWAJ現代版画展(2010・2011・2012・2013)
第33回FISAE国際蔵書票会議(トルコ)
2011  日本書票協会公募展–2010名古屋大賞
第23回マルボーク現代蔵書票国際公募展(ポーランド)
第6回国際イラストレーション展「聖なる色 アリア」入選(イタリア パドヴァ)(2011)
第8回高知国際版画トリエンナーレ展 入選(2011・2014)
2012  シャルジャ・児童書のためのイラストレーション展(UAE、シャルジャ)(~2015)2013年招待作家、2015年 2位入賞

〈挿画の仕事〉
2001  女性のためのアンデルセン童話1「みにくいアヒルの子」(小さな出版社)
2002  女性のためのアンデルセン童話2「おやゆび姫」(小さな出版社)
「天山逍遥・平野秀哉詩集」(詩画工房)
2005 「ぼくとひかりと園庭で」著:石田衣良(徳間書店)
2013 「ダックスフントと女王様」著:メラニア・G・マッツッコ、訳:栗原俊秀(未知谷)
2014 「ミニシアター 最後の星」著:十一谷朋代(未知谷)
2015 「虹色峠」著:十一谷朋代(未知谷)
2017 「時の鐘」 十一谷朋代 (未知谷)