Title: “ 花火 ” Silver Gelatin Print on Baryta, 279×355mm, 2023
「どう写るか」というのは何を撮るかと同じくらい大切なことだと思うが、「どう写るか」は撮る人間のコンディションや認識に大きく左右される。
左: Silver Gelatin Print on Baryta, 279×356mm, 2024
右: Silver Gelatin Print on Baryta, 127×178mm, 2024
最近は、自然を相手に自分にしか理解できないような実験をいつもしている。例えば自分を構成する粒子と外部の粒子をどう反応させるか、というような極めて感覚的なことを。そんな時自然は何度対峙してもずっと変わらずそこにあって、かつ一瞬間で条件を変える。研究のための無限の資源を提供してくれるように。
2年ぶりの個展。新作19点を発表。
Silver Gelatin Print on Baryta, 203×254mm, 2024
artist Profile小野寺 南 / Minami Onodera Minami Onodera hp: https://onoderaminami.pb.online/
1983年岩手県生まれ、写真家。2009年11年、企画ギャラリー「明るい部屋」を主宰しながら活動。同ギャラリーのほか、TAP Gallery、mujikobo等で個展を開催。グループ展多数。 写真集『前期』(発行:A組織)を2013年にリリース。ギャラリーHANAにて窓辺(2021年)、エッセイ(2022年)個展を開催
( 企画協力・編集: 大澤 景 )