中国出身の田 聖による、日本初個展。
新型コロナウイルス感染症流行の過去3年間に、制作された小さな花や風景画の作品が並びます。コロナ渦中に前例のない生存プレッシャーに直面し、創作の深淵ともいえる状況の中、田が無意識に見つけた感情の解放方法も絵画だったそうです。いわゆる形式的な作品と比べると、この小さく精緻な花の静物画や風景画は、壮大な物語や野望を持たず、作者の日常の現実に即した作品といえます。
下北沢にお越しの際は、是非。
「本展の作品は作家にとって「創作」ではなく、花や風景を用いて現実の日常生活の経験を反映した日記を書くようなものです。この花と風景の作品群には壮大な物語や野心はなく、むしろアーティストの実際の日常的な生活状態に沿ったものとなっています。それは、各個人の心の中にある理想郷として理解することもできますが、意図的にそれを追求すると、場合によっては、意図しない行動によって無限に近づくことができます。」 ー田 聖
artist Profile:田 聖 / テン・セン
グループ展:
2017 年 文林美术馆《袭明计划》/ 昆明
2018 年 维度画廊《不在场证明》/ 昆明
2019 年 Clara Zetkin Park《风水》/德国莱比锡
2020 年 KUB Galerie《识》/德国莱比锡
2022 年 soart《无处不惊奇》/雅昌线上艺术展
2023 年 1903 space《艺趣•赶摆》/昆明
2024 年 TCG 诺地卡艺术中心《边缘·自由生长》/昆明
個展:
大理大学创客空间《落英缤纷》/大理 2019 年 吉时艺术空间《长夜之后》/昆明 2021 年
万悦文化中心物空间《匿静之外》/昆明 2023 年 获奖:
首届《加密·次世代》前沿艺术家选拔大赛社区喜爱奖/ THiNG.FUND 中国美术学院 2021 年