2009.12 December
ETRANGER 安井道雄写真展
2009年12月18日(金)~12月27日(日)/12:00~19:00/火曜休館
- 季節は気付かぬ程に少しずつ変わってゆく。通り過ぎる時間、そこに何か発見することがある。
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初めて見るような、もうすでに認知していたような物事や町並みの風景に。
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見知らぬ地を歩き写真を撮る。
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その時、その地点で沸きあがる感情を描写する。
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そんな一連の、ただそれだけのことなのに。
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写真のもつ可能性からみれば、それは可能性の一部に過ぎない。
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しかし作家自身編み出したスタイルは、結果を麗しい美へと導きだす為のリズムになっている。
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歩いて、歩いて、歩き疲れてやっと遠くに見るホテルの灯に。
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もうすぐ終わる夏の港町に、心なしか冷たい風が吹く。
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なにか切なく、なんだか懐かしく、記憶が蘇る。
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秋の気配が近付いてくる、雨に濡れとまどう街の灯に尽きせぬ想いを残したまま、明日になればもうここにはいない。
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気が付けば、この不思議な魅力を抱えながらまた歩き続けている。
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旅は人の心を寛容にする。
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なんて素敵に、なんと切なく、なんて美しく。
安井道雄
1957年東京生まれ。1979年早稲田大学卒業。1983年写真家•後勝彦氏に師事。その後独立し、1987年に渡仏。
パリを拠点に、フランス、ベルギー、イタリア、東京を舞台に、様々な分野の写真や個展で活動をする。
主な著書に「パリのカフェで」(出窓社)がある。
1986年
銀座ニューメルサにて個展
1988年
パリ•ボーイロンドンにて個展
1989年
パリ•アートコミュニュケ設立
ジョンサボアニサロン2人展(パリ)
サンケ•ドンギャラリーグループ展「遠ざかる風景」(ベルギー)
1991年
コダック100人展
1992年
GALLERY TAGA(東京)
サンケ•ドンギャラリーグループ展「静かに暮れてゆく美しい村」(ベルギー)
1994年
GALLERY TAGA(東京)
1995年
フォラム•デ•アール(パリ)
1996年
ポンピドーセンターグループ展(パリ)
2001年
「パリのカフェで」(出窓社)出版
2002年
「パリジェンヌ」(出窓社)出版
2007年
「フォトダイアリー•モノクロームの記憶」(パラダイス)出版
GALLERY HANA「オリジナルフォトポスター展」(東京)

